こんにちは。こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。
管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「謹賀新年(ヘビ年)」をご紹介いたします。
Happy New Year. May this year be a great one!
【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
湯飲み格言「渡る世間に悪手なし」
読み方「緑青」(ろくしょう):「りょくせい」ではありません。
銅の器物の表面にできる緑色のさび。長く日本では誤解されていましたが、緑青は、毒ではありません。
新年のごあいさつ
皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします
本年もよろしくおねがい申し上げます
私は今年も、当ブログの読者が一人でも多くなるよう夢見て、がんばっていきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
本日は、2025年元旦ということで、皆様におかれましては、おせち料理やお雑煮を楽しんでいらっしゃるかと思います。
私も朝から熱燗をいただいて、新年を祝っております。
張栩先生の家系
さて、新年最初の記事は、昨年に引き続き、「四路盤の問題」をご紹介をいたします。
読売新聞の囲碁コラム「上達の指南」より「張栩と泉美の「四路盤」へようこそ」から四路盤の問題を2問ご紹介いたします。
詳しい解説は、リンク先よりご確認ください。
張栩先生は、ご存じ「平成四天王」の一人で、史上初の五冠王、史上2人目のグランドスラム達成と、一時代を築かれた大棋士であります。
また、「黒猫のヨンロ(囲碁のアプリ)」や四路盤の問題集など、四路盤研究の第一人者でもあります。
この四路盤研究は、元々は娘さんに囲碁を楽しく覚えてもらうために始めたとのことです。
その娘さんの心澄(こすみ)さん、心治(こはる)さんもすでにプロ棋士であります。
張栩先生の奥さんの泉美さんは、女流本因坊、女流名人、女流棋聖などタイトル獲得数10と大変な実績をお持ちであり、お父さんが、小林光一名誉三冠、お母さんが小林禮子先生であります。
小林禮子先生のお父さんが木谷実先生となります。
ものすごい、家系なのであります。
四路盤の問題その1
黒先:いかに
黒先:いかに
四路盤のルールは「白石を全部取ってしまう」
もしくは「地合いで勝つ」の2つです。
したがって、「ジゴ」は不正解となります。
黒先:いかに
持碁にて失敗1
失敗図:白6まで
失敗図:白6まで
黒1と出たくなります。
しかし、白2とアテコミを決められて、白4と眼を作られると、黒はセキにするのが精いっぱいとなります。
セキは0目。
アゲハマは黒白お互いに1目ずつ。
すなわち持碁となりますから、黒1は失敗です。
持碁にて失敗2
失敗図:白4まで
失敗図:白4まで
前図のアテコミを嫌う、黒1のハネだしも考えられる手です。
しかし、白2アタリから、白4と助け出されてはセキとなります。お互いに1目もありませんから持碁となります。
持碁は不正解のルールですから、黒1も失敗でありました。
四路盤といえども、囲碁は難しいのです。
正解は黒1目勝ち
黒1が気がつきにくい好手でした。
白は2と眼を作るほかありません。
黒3と一目をトリ、黒5まで。
またもや、セキです。セキですから、お互いの地は数えません。
しかし、黒はアゲハマが1個あります。
よって、黒の1目勝ちです。
黒1が正解でした。
うーん。四路盤恐るべしです。
四路盤の問題その2
黒先:いかに
四路盤のルールは「白石を全部取ってしまう」
もしくは「地合いで勝つ」の2つです。
したがって、「ジゴ」は不正解となります。
黒先:いかに
持碁にて失敗1
失敗図:白4まで
失敗図:白4まで
初手黒1は、絶対の一手です。
白2キリは、黒のダメヅマリを突いた好手です。
黒3トリで一眼を確保すると、白も白4トリで一眼を確保します。
この形はセキです。
セキは0目。そして、アゲハマはお互いに1目ずつ。
ゆえに、持碁となり黒失敗となります。
黒3が妙手
正解図:黒3まで
正解図:黒3まで
初手黒1は、絶対の一手です。
白2キリは、黒のダメヅマリを突いた好手です。
そして、黒3が妙手でした。
取られて取り返し
正解図:白6まで
正解図:白6まで
白4で黒二目を取れますが、黒5で取り返すことができます。
白も6と欠け眼にします。
正解は黒1目勝ち
黒7と取ります。
この形はセキです。セキは0目。
さて、注目のアゲハマは、黒が3目、白が2目です。
したがって、黒の1目勝ちです。
黒1ブツカリから、黒3の妙手が正解でした。
うーん。四路盤恐るべしです。
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大切に読ませていただきます。