


新年のあいさつ
皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします
本年もよろしくおねがい申し上げます
読者が一人でも多くなるよう夢見て、がんばっていきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
本日は、2024年元旦ということで、皆様におかれましては、おせち料理やお雑煮を楽しんでいらっしゃるかと思います。
私も朝から熱燗をいただいて、新年を祝っております。
囲碁の家系
さて、新年最初の記事は、趣向をこらして、「四路盤の問題」をご紹介をいたします。
読売新聞の囲碁コラム「上達の指南」より「張栩と泉美の「四路盤」へようこそ」から四路盤の問題を2問ご紹介いたします。
詳しい解説は、リンク先よりご確認ください。
張栩先生は、ご存じ「平成四天王」の一人で、史上初の五冠王、史上2人目のグランドスラム達成と、一時代を築かれた大棋士であります。
また、「黒猫のヨンロ(囲碁のアプリ)」や四路盤の問題集など、四路盤研究の第一人者でもあります。
元々は、娘さんに囲碁を楽しく覚えてもらうために始めたとのことです。
その娘さんの心澄(こすみ)さん、心治(こはる)さんもすでにプロ棋士であります。
張栩(ちょう う)先生の奥さんの泉美さんは、女流本因坊、女流名人、女流棋聖などタイトル獲得数10と大変な実績をお持ちであり、お父さんが、小林光一名誉三冠、お母さんが小林禮子先生であります。
小林禮子先生のお父さんが木谷実先生となります。
ものすごい、囲碁の家系なのであります。
ルールは「白石を全部取ってしまう」もしくは「地合いで勝つ」の2つです。
したがって、「ジゴ」は不正解となります。
四路盤の問題その1
黒先:いかに

黒先:いかに
四路盤といって侮ってはなりません。
囲碁の奥深さを実感できると思います。
四路盤でこれですから、やはり19路盤は宇宙です。
人間に理解できるはずがありません。
石数に目がくらむ
第一感、黒1と白3子を取りたくなります。
私もそうでした。
大きい方に目がくらむというやつです。
ジゴは不正解のルール
続失敗図:黒5まで

続失敗図:黒5まで
三目ナカデを防ぐため、黒5の手入れが必要です。
では数えてみましょう。黒地2目とアゲハマ3目で、計5目、白地4目とアゲハマ1目で、計5目。
結果は、ジゴです。
よって、不正解といたします。
アゲハマの勝利
黒1とこちらの白1子をトルのが正解となります。
白4まで、セキとなります。
セキは0目ですから、アゲハマ勝負で黒は1目取っていますので、黒が勝ちとなります。
ヨミと計算が必要になりますね。
難しいと思います。
四路盤の問題その2
黒先:いかに

黒先:いかに
黒1と白の眼形を奪うのは、白2のアタリから白4まで、セキとなり失敗です。
お互いにアゲハマはありません。
白2に黒3が好手です。
白4で黒4目が取られてしまいます。
しかし、この形はどこかで見たことがありますね。
正解は石の下
続々正解図:黒5まで

続々正解図:黒5まで
なんと!
四路盤で「石の下」が出来上がりました。
石の下とは、超難度のウッテガエシのようなものであります。
実戦でできたら、たいそう喜べます。
これで、白全滅となり、黒勝ちの正解であります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また、本年もよろしくお願いいたします。
本年が皆さまにとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
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コメントありがとうございます。
大切に読ませていただきます。