最初に、下にある左図の右上隅をご覧ください。
白地が8目ありますが、これで終局してはいけません。
(左図の左上隅参照)
黒1から白6までセキとなります。
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(左図、右下隅)
左上隅は、ダメヅマリのため手が生じましたが、ダメが1つでも空いていると白14と、黒3子を取ることができます。
左上図では、この白14が打てないことをご確認ください。
「ダメの詰まりは身の詰まり」という格言もございます。
ダメヅマリには、注意を払いましょう。
(左図、左下隅)
黒が一線に下がった(F1)局面として、白の正しい受け方は、白16です。
欲張ると左上図のようにセキ(0目)になってしまいます。
次に右図をご覧ください。
(右図、右上隅)
この形は、「万年コウ」と呼ばれる特殊な形になりますので、その手順は、丸暗記いたしましょう。私も忘れていましたので、ちょうど良い復習になりました。
(右図の左上隅図参照)
このコウを解消するには、1万年ほどかかることからこう呼ばれております。
(右図、右下隅)
黒からの手段としては、19、21とダメをツメて、さらに23でコウになります。
しかし、2手ヨセコウ、かつ白の取り番です。
よほどのコウ材に恵まれてないと仕掛けることはできません。
(右図、左下隅)
白からの手段としては、外ダメがツマッた状態で、コウを取り、かつ白38と仕掛けますが、黒がコウを取り返して、黒の取り番となります。
よほどのコウ材に恵まれてないと仕掛けることはできません。
結論:万年コウは、ルールによりセキとされています。
万年コウ
もう一度、(右図の左上隅)をご覧ください。
黒からも白からも仕掛けられない膠着状態です。
この場合、図のように黒41、43と外ダメがうまった状態で、ルールにより、セキとされております。
日本囲碁規約、Ⅲ死活確認例、死活例12「万年コウ」には、黒白ともに活き石で第八条によりセキとあります。
活き石の説明を一生懸命されても私にはよくわからなかったです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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コメントありがとうございます。
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