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管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「第49期 棋聖戦 七番勝負 第1局(2025年1月16日)」をご紹介いたします。
49th Kiseisen Seventh Match 1st Game (January 16, 2025)
【「今日の格言」と「漢字の読み方」】
定石に関する格言「定石を過信するな」
漢字の読み方「菫」(すみれ):花言葉は「誠実」「小さな幸せ」「あどけない恋」「希望」です。
第49期 棋聖戦 第1局
一力 遼(棋聖)に井山 裕太(王座)が挑戦する第49期棋聖戦七番勝負の第1局が1月16日、17日の両日に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で行われます。
「ホテル椿山荘東京」さまでは、昨年の第48期棋聖戦第1局も開催されており、囲碁界が、大変お世話になっているホテルであります。
2024年12月末現在、囲碁界の七大タイトルは、この両者で二分されております。
一力 遼さん(棋聖、名人、天元、本因坊)
井山 裕太さん(王座、碁聖、十段)
そして、この囲碁界最高のタイトルである「棋聖戦」は、一力さんが現在、三連覇中であり、それ以前は、井山さんが九連覇しておりました。
現在の日本囲碁界において、最強のお二人の対決が2025年最初に棋聖戦という囲碁界最高のタイトルを賭けて行われます。
とてもムネワクでございます。
両者は昨年の棋聖戦でも激突しており、4勝3敗の戦績で、一力さんが棋聖のタイトル三連覇を成し遂げました。
七大タイトルの保持者
棋聖戦は、囲碁の七大タイトルのひとつであります。七大タイトル以外のNHK杯や新人王戦なども「タイトル」でありますので、タイトル数には含まれることになります。
七大タイトルの序列は次のとおりです。
1位:棋聖(4300万円、二日制、七番勝負、持ち時間各8時間)
2位:名人(3000万円、二日制、七番勝負、持ち時間各8時間)
3位:王座(1400万円、五番勝負、持ち時間各3時間)
4位:天元(1300万円、五番勝負、持ち時間各3時間)
5位:本因坊(850万円、五番勝負、持ち時間各3時間)
6位:碁聖(800万円、五番勝負、持ち時間各4時間)
7位:十段(700万円、五番勝負、持ち時間各3時間)
2024年12月末現在の七大タイトルの保持者は次の2名であります。
一力 遼 (棋聖、名人、天元、本因坊)
井山 裕太(王座、碁聖、十段)
お二人で七大タイトルを分け合っております。
アンケート総得票は10票
先に実施した投票アンケート(応援するのはどっち?)の結果をお知らせいたします。
得票総数:10票
井山裕太さんを応援:3票(30.0%)
芝野虎丸さんを応援:2票(20.0%)
どちらもがんばれ!:5票(50.0%)
目標の10票に到達です。とても嬉しいです。v😂v
ご投票をしていただいた皆さま、ありがとうございました。
一力さんは、悲願の世界一になりました。そして現在四冠です。今年は、全冠制覇の一力時代を目指して欲しいものです。
黒:一力遼、白:井山裕太
主催:読売新聞社、日本棋院、関西棋院
特別協賛:サントリーホールディングス
優勝賞金:4,300万円
持ち時間:各8時間
東京都文京区「ホテル椿山荘東京」にて
黒:一力遼、白:井山裕太
ぱっと見は江戸時代の布石
ニギリの結果、一力さんの先番で始まりました。
お互いに小目を打ち合い、小ゲイマカカリから秀策のコスミとまるで、江戸時代にタイムスリップしたような布石で始まりました。
井山さんの強烈なツケギリ
黒17上辺打ち込みから、小競り合いが始まりました。
黒21では右辺を守った方が良かったようで、白はすかさず白22と右辺に打ち込みました。
白24タチでは、普通は軽く一間やケイマに外すところですが、井山さんは捨てることを視野にいれていたようです。
黒29と大きく囲って、見た目は黒がよさそうですが、白30と迫り、評価値は白良しとなっています。
当然に見える白38受けが評価値を落としました。白38では、F17(黒43)の並びを絶芸(最強のAI)は示していました。
絶芸先生は、白36の時点で、すでにこの地点(F17)を示していました。
黒に傾いていた評価値ですが、黒53が評価値を落としました。
実戦の白54、56のコスミツケからのキリが強烈でした。
井山さんの強さの証明です。
解説の高尾紳路先生は、この4線へのコスミツケからの5線のキリは、今まで見たことがないと驚いていました。
白56キリで一力さんは長考に入り、そのまま、昼食休憩となりました。
白56までの絶芸(最強AI)の評価値は、黒28.6%であります。
ちなみに昼食は、一力さんは「魚介のリングイネ トマトソース」
井山さんは「冷たいうどん」
今日は寒いので、温かいうどんの方が人気があるように思えますが。。。
絶芸の参考図:黒55~白64
当然に見える実戦の黒55オサエですが、絶芸先生は、上図の黒55を示していました。
以下、白64まで。
この参考図で、評価値は、黒34.7%であります。
評価値を落とした白62
当然の一手に見えた白62が、評価値を20落としました。
絶芸の参考図:白62~黒71
右下隅白に悪影響を与えないためでしょうか?
何故20も評価値が落ちたのか、私にはさっぱりわかりません。
絶芸先生は、白62から黒71までを示しました。
この参考図で白70.8%です。実戦の白62までの評価値は白50.8%でした。
1日目終了封じ手は黒99
1日目は、白98まで。黒99を一力棋聖が封じました。
白98までの絶芸の評価値は、黒49.5%で、ここまで、全くの互角の形勢です。
両横綱が、がっぷりよつに組んでる状況ですね。
封じ手予想
封じ手予想
封じ手予想(黒99の予想)
恒例の封じ手予想です。
絶芸先生は、「A」
AIの一手は、「B」
私めは、「C」と予想いたします。
明日の二日目の対局が楽しみですね。
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大切に読ませていただきます。