そんな野狐9段に4つ置かせて、ボコボコにするのが、現在のAIの実力です。
野狐囲碁には、絶芸以外にも、いろいろな種類のAIが対局しています。
私は、野狐囲碁に詳しくはないので、詳細は知りませんが、それぞれのAIに実戦を経験させて、研究データの収集をしているのではないかと思っています。
このAIは、4子局のみの対局をしていた面白いAIでしたので、ご紹介いたします。
ちなみに絶芸は2子局のみです。
黒、無難なスタート
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もちろん、黒に疑問手はありませんので、4子局のリードはそのまま維持しているようです。
じわじわと迫るAI
白67まで、しっかりと生き、少し白がポイントをあげたようです。
右下隅の黒一団が、まだ、はっきりしていないのが少しの不安です。
黒、大優勢
そして、白125まで、右下の黒もはっきりと生き、黒に弱い石(攻撃目標とされる石)は、ひとつもありません。
白は中央をどれくらいまとめるかくらいしか楽しみがありません。
黒は、4子局のリードも保ち、大優勢であります。
中央を最大限に囲うAI
白169(A9)と下がった局面です。
白は、中央を最大限に囲いました。
黒は。ここまで、悪手らしい手はひとつもありません。
黒優勢だと思います。
他に難しい所もなさそうなので、このままゴールしそうに思えます。
終盤の194手まで互角
先の本因坊戦第4局でもそうでしたが、囲碁の終盤戦はとても奥が深く難解です。
白は、じわり、じわりと差を詰めてきました。
図の最終手黒194(G11)が評価値を下げ、形勢はほぼ互角となってしまいました。
終盤は正確無比のAI
これまで、互角の評価値でしたが、ここで黒の評価値がわずかに下がりました。
私の推測ですが、黒はR6にダメを詰めてコウを争うのが良かったのかもしれません。コウ材は黒の方がありそうです。
この碁は245手まで打たれ、白の盤面4目勝ちとなっております。
黒にとっては、非常に惜しい一局でした。
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