こんにちは。こんばんは。
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管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ
今回は、「AI先生の置き碁対局その7」をご紹介いたします。
そんな野狐9段に4つ置かせて、ボコボコにするのが、現在のAIの実力です。
野狐囲碁には、絶芸以外にも、いろいろな種類のAIが対局しています。
私は、野狐囲碁に詳しくはないので、詳細は知りませんが、それぞれのAIに実戦を経験させて、研究データの収集をしているのではないかと思っています。
このAIは、4子局のみの対局をしていた面白いAIでしたので、ご紹介いたします。ちなみに絶芸は2子局のみです。
いくらAIが強いといっても、一手一手交互に打つわけですから、置碁のハンデはそうそう、無くなるものではありません。
野狐9段相手にそれをどう縮めていくのか、AIの置き碁対局は、とても勉強になる教材だと思っております。
4子局のAI指導碁
AI先生は早くも右下隅に白5と三々に入ってきました。
三々入りは置き碁でも通用するのですね。
左上隅、AI先生の白11,13のツケ二段に対して、野狐9段氏は、黒14と二段バネしてきました。
それに対して、AI先生は素直に白15とツギました。一時期はこの白15は手抜きが良いとの評価でしたが、変わったのかもしれません。
この辺はどう打っても一局なのでしょう。
野狐9段氏は、黒18、20と私が置き碁にて推奨した手を使ってきました。これで左下隅は安心です。
AI先生は、左下隅のキズを放置して、右上隅、白23と大ゲイマにカカリました。
この大ゲイマの位置は上辺のバランスを考えてということなのでしょうか?
AI先生にお聞きしたいところであります。
実戦図:白45まで
棋譜再生
白27と一本利かしてから、白29としっかりとキズを守りました。黒26で左下隅に先制攻撃を加えてもよかったかもしれません。
黒28、30に石が来たので、AI先生は下辺を固めても良いとの判断か、白31、33とハネツギ、白35まで利かしました。白37に対して黒38の受け方はごっついですね。
野狐9段氏の実力がうかがわれます。
最後の大場である白45とメイチツメて序盤が終了といったところです。
ここまで白は自然に打ってます。黒もこれといって悪手などありません。しいて言えば、黒10が狭くて効率が悪いかなって感じるくらいです。
これからどうやって4子の差を詰めていくのでしょうか。
左辺に大きな白地
白79と左辺に大きな白地ができました。この時点でのAIの一手の評価値は黒16目リードとなっております。
黒60では、消しに行った方が良かったかもしれません。
この時点での黒16目リードは、AI先生追い込みの射程圏内に入っていると思います。
右上隅、白3子をオトリにして、外勢を厚くする打ち方は見習うべきところでした。
敗着不明
実戦図:139まで
実戦図:白139まで
敗着がどれかはっきりとしないのですが、黒134のハサツケた石が持ち込みになっては、やる気もなくなるところでしょう。
また、黒130は132の方が良かったようです。
やはり、左辺の白地が大きくなりすぎたので、そのあたりの打ち方に問題があったかもしれません。
しかし、AI先生は特別な手は、まったく打っておりません。
ごくごく自然に落ち着いて打ってるように見えます。
4子の差が、それも野狐9段氏相手に、こうも縮まるのが不思議でなりません。
この碁は159手まで打たれ、白の中押し勝ちとなっております。
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